比内地鶏のスープが絶品!|㈲秋田味商 冷やし鶏中華そば

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 うまい! 美しく澄んだこのスープのどこにこれほどのうま味が溶け込んでいるのだろう。モチっとしたコシの強い太麺にそのスープがよく絡む。シコシコとした麺の歯ごたえが心地よく、隠し味のように香りたつ柚子の風味もさわやかだ。

 ラーメン好きはもちろん、そうでなくても、一つの完成した料理として楽しめるのがこの「冷やし鶏中華そば」だ。従来の冷やし中華とは違い、きりっと冷やしたたっぷりのスープを最後まで飲み干すように味わう。

 味の決め手は何といっても比内地鶏のスープ。日本三大地鶏として有名な秋田の比内地鶏は肉質の良さとともに出汁のうまさでも名高い。ひと口スープを飲んだだけでその奥深い味に感激するが、これをたっぷりと使用している。

 製造する㈲秋田味商は、きりたんぽ鍋と比内地鶏の店。「日本で3本の指に入るほど比内地鶏を食べた」という研究熱心な工藤真史社長は、“単なる商品開発ではなく、おいしいメニューを提案する”という姿勢で商品を生み出す。この「冷やし鶏中華そば」も何度も試作を重ね、冷やしてもおいしい出汁とそれに合う麺を考え抜いたという。

 今回は「冷やし鶏中華そば・しお」2個、「鶏中華そば・醤油」「辛みそ納豆味」各1個、トッピングに使える磯のりを加えた「風土47」特別Aセットが、消費税も送料も込みで1,700円。通常より340円お得。さらに、2倍のBセットなら600円以上お得。各種高級お取り寄せ雑誌でも人気を博した感動の味を、この機会にぜひ体験しよう。

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■肉良し、出汁良し。秋田県が誇るブランド“比内地鶏”

 
 秋田味商は、平成3年に「おいしい本場のきりたんぽ鍋を提供したい」と、きりたんぽ鍋で有名な大館市出身の工藤裕会長が創業。きりたんぽ鍋の出汁として欠かせない比内地鶏の商品レパートリーも増え、比内地鶏焼きや、スープなど次々にヒット商品を生み出してきた。

 単なる商品開発ではなく、一番おいしいメニューを提案するという姿勢で作られるこだわりの商品は幅広い層から高く評価されている。

 

秋田名物のきりたんぽ鍋セットは看板商品
 
 

比内地鶏は焼いても美味
 
 今回ご紹介する鶏中華そばシリーズも、美味サライや婦人画報など有名誌のお取り寄せでも人気を博した逸品だ。

 鶏中華そばのスープの決め手となるのは、もちろん比内地鶏。薩摩地鶏、名古屋コーチンと並ぶ日本三大地鶏として有名なこの鶏は、肉厚でうまみが濃く、それでいて余分な脂肪は落ちているというヘルシーな肉質。噛みしめるほどにコクがあり、さらにガラからは最高級の出汁が得られるという、まさに地鶏の王様。秋田県が誇るトップブランドの鶏肉だ。

 
 
 この品質を守るために、秋田県では県が認証する「比内地鶏ブランド」の基準を定めている。その中には、生後28日以降は平飼いか放し飼い、1平方メートル5羽以下で飼育するなど厳しい条件もある。通常のブロイラーが約60日なのに対して、県認証の比内地鶏は雌が150日以上、雄は100日以上かけてじっくり飼育される。

 秋田味商では、この厳しい基準を守って飼育された比内地鶏のみを使用しており、自社工場も比内地鶏ブランド認証を取得した施設である。

 秋田味商では、ただ比内地鶏を購入するのではなく、定期的に農場まで足を運んで生産者から比内地鶏について学び、鶏の成長の過程を観ている。おいしいものを作る第一歩は素材についてよく知ること、という姿勢を貫いている。

 

自然に近い状態で飼育される比内地鶏
 
 

最高級の出汁がとれる
 

比内地鶏の農場に通って学ぶ
 

■寸胴で5時間。丹念に煮込んで作る比内地鶏エキス

 
 冷やし鶏鶏中華そばをはじめとする鶏中華そばシリーズや、看板商品であるきりたんぽ鍋セット、比内地鶏スープ類など、秋田味商の多くの商品の肝になっているのが比内地鶏のスープ。

 これはもちろん、自社工場内で作る。大きな寸胴を並べ、そこに比内地鶏の鶏肉を取ったあとの骨(ガラ)や、もみじとよばれる鶏の足の部分などを入れて5時間かけてじっくり煮込む。するとうま味たっぷりのスープができる。これを濾(こ)して使用する。比内地鶏の出汁は、うま味が濃く、鶏脂の甘みやコクもあるが、後味がすっきりとして、上品で端正。ほかの食材を引き立てる。

 冷やし鶏中華そばの袋の裏を見ると、スープの原材料のトップに記載してあるのがこの比内地鶏エキスだ。「比内地鶏の出汁を使ったラーメンはたくさんありますが、スープの原材料のトップに記載できるほどたっぷり使用しているものはあまり例がないと思います」と営業担当者も胸を張る。

 

ずらりと並んだ寸胴でガラスープを製造
 
 

美しく澄んだ「冷やし鶏中華そば」のスープ
 
 冷やし鶏中華そばは、「夏向けの冷やし塩スープはないの?」という鶏中華そばファンの要望に応え、2代目を継いだ工藤真史社長が何度も試食を繰り返し、納得のいくまで作り直して完成させた。冷やし専用に脂の量のバランスを考え、柚子も加えてさっぱりと仕上げている。300mlの冷水で割るたっぷりの量でありながら、最後の一滴まで飲み干したくなるスープだ。
 
 
 麺にもこだわり、製麺業者と話し合いながら冷やし専用のモチっと歯応えのよい特注太麺を製造。スープのからみも抜群。

 麺は茹でてしっかりぬめりを取ること、スープは冷水と合わせることがおいしく食べる秘訣。冷たければ冷たいほどおいしい。チャーシューやネギ、ゆで卵、トマト、レタスなど好みのトッピングをのせる。黒コショウも良く合う。

 

トッピングには野菜もよく合う
 
 

温かい「鶏中華そば・醤油」ももちろん比内地鶏のスープ
 

「鶏中華そば・醤油」はのど越しのいい中細麺
 

■「比内地鶏を日本一食べた社長!?」の熱意が逸品を生み出す

 
 鶏中華そばシリーズ以外にも、きりたんぽ鍋セットや比内地鶏焼きなど、評判のいい商品を数多く持つ秋田味商。

 おいしい商品を生み出す要因の一つが「社長の熱意」と社員の方が話してくれた。

 工藤真史社長は、きりたんぽ鍋の本場である秋田県大館市の出身で、小さいころから料理好きだったそうだ。今では来る日も来る日も比内地鶏を使って料理をし、おいしい食べ方を研究している。まさに公私ともに比内地鶏づくしの日々。

 「日本で三本の指に入るほど比内地鶏を食べているのではないか」といわれているが、実はご自身は「日本で一番食べている」と思っているそうだ。

 食べ方を研究していると、想像以上においしい時もあれば、失敗する時もあるという。実際に自分で料理をして、食べてきたという経験の積み重ねが、自信をもって提供できる商品を生み出している。

 

比内地鶏の料理を研究する工藤社長
 
 

社長の研究から生まれた商品が生産されている
 
 東京の品川駅近くにある秋田県のアンテナショップ「あきた美彩館」のスタッフも冷やし鶏中華そばについて「夏季限定販売ですが、よく売れます。私自身、入荷するのを待ちわびて買って帰ります」と笑顔で話してくれた。実は私も夏には冷やし鶏中華そばを求めて品川まで行く一人。

 暑い夏、きりっと冷えた絶品鶏中華そばで乗り切ろう。

 

■“風土47”の特別価格で取り寄せられます!

 
秋田味商の人気商品「鶏中華そば」シリーズが、期間限定で特別価格で購入できます。この機会をお見逃しなく!
 
-お取寄せ・ご注文方法-
 
風土47読者限定特別商品「風土47読者限定セット」
 
・販売日程:6/1~6/30
 
①風土47セットA    1セット 1,700円
冷やし中華そば × 2人前
鶏中華そば 醤油味 × 1人前
鶏中華そば 辛みそ納豆味 × 1人前
磯のり 4g
 
②風土47セットB    1セット 2,800円
冷やし中華そば × 4人前
鶏中華そば 醤油味 × 2人前
鶏中華そば 辛みそ納豆味 × 2人前
磯のり 4g × 2
 
  以上の商品詰合せセットで、商品代、箱代、送料(関東地区送料の場合)含め、セットA 2,040円のところ、特別価格・全国一律1,700円(税、送料込)。セットB 3,432円のところ、特別価格・全国一律2,800円(税、送料込)。
 
・ご注文方法
 
  ・フリーアクセス:0800-800-0284
 (受付時間 9:00~17:30)
※お電話の場合は「風土47セットA」もしくは「風土47セットB」とお伝えください
 
  ・FAX:018-870-6251
※FAXでのご注文の場合は、郵便番号、ご住所、お名前、電話番号、品名「風土47セットA」もしくは「風土47セットB」、数量を明記のうえ「秋田味商」宛にてお願いいたします。
 
・お支払方法
 
  代金引換(手数料当社負担)にてお願いいたします。
 
 

Aセット

「鶏中華そば・辛みそ納豆味」
 


取材 中元千恵子(トラベルライター、日本旅行記者クラブ、日本旅のペンクラブ会員)