「香川県が誇る最新フルーツ」さぬきキウイっこ|(株)五色青果 さぬきキウイっこ


「小さくて可愛い!」「高級砂糖“和三盆”のような甘さ」「手で割ってゼリーのように食べられる」……。こんな言葉で称賛される画期的なキウイが誕生した。香川県と香川大学の共同研究で生み出された県のオリジナル品種「さぬきキウイっこ」は、今までのキウイの常識を変える逸品だ。
キウイといえばビタミンCや食物繊維などの栄養が豊富で、美しい緑色と爽やかな酸味が人気のフルーツ。けれど、周りの産毛や食べたときの独特のイガイガ感が苦手な人もいるだろう。「さぬきキウイっこ」はその点を改良し、さらに糖度などの長所を強調し、誰もが食べやすい果実になっている。
香川県産の果物を多く扱う(株)五色青果の山下社長は「香川県は気候が温暖で果物の栽培に適しています。ただ、農地面積が少ないので大量には栽培できませんが、量が作れない分、品質にこだわった良質なフルーツが栽培されています。キウイも多くの種類が作られていますが、中でも『さぬきキウイっこ』は抜群の糖度を誇り、大人気です」と話す。
行政や研究者、そして生産者も一体となり、まさに香川県の叡智と熱意の結晶として生まれたキウイフルーツの最高峰「さぬきキウイっこ」をこの機会に味わってみよう。
今回は『風土47』特別価格により、1箱(7~15個)、ジャスト1000円! 送料無料(ただし、北海道と沖縄は送料 600円)。進化を続けるフルーツの最新作を楽しもう!

■“小さくて甘い!”。キウイの常識を変えた新品種
「さぬきキウイっこ」はどんなキウイだろう。
まず見てすぐ分かるのが、小さいこと。一般的によく出回っているキウイの品種「ヘイワード」に比べ、1果実あたり約半分ほどの重さしかない。
右の画像は、同じく香川県産のオリジナル品種「香緑(こうりょく)」と比べたものだ。小ぶりで可愛らしい。
自慢は糖度で、17~20%と非常に高い。しかも酸味とのバランスが良く、後味がすっきりしているので、「まるで香川特産の高級砂糖“和三盆”のような甘さだ」と例えられる。

右が「さぬきキウイっこ」

つるんと小さなキウイがブドウのように実る
もう一つ、味の大きな特徴は、キウイフルーツ特有の食べたときのイガイガ感がないこと。これはタンパク質分解酵素の活性が極めて低いからなのだという。
さらに特徴として、皮に産毛がない。そのため、皮に爪で切れ込みを入れて半分に割り、外側をつまんで果肉をチュルンと出してそのまま食べられる。この品種ならではの食べ方が楽しめるのだ。
「さぬきキウイっこ」は、2004年から香川県が香川大学と共同研究を始め、約8年かかって生み出された。
キウイはメスの株とオスの株が別なので、母には日本に自生するシマサルナシ、父には食味の良いキウイフルーツをさまざまに変えて交配し、なんと、新しく約500種を生み出した。その中で、味はもちろん、栽培に適しているかなどを考慮して絞り込み、選び抜かれた「さぬきキウイっこ」が誕生したのだ。

長い年月をかけてやっと商品化された新品種だ
■熱意ある生産者たちが作る極上のフルーツ
「さぬきキウイっこ」の開発は、約12年前、キウイに人生をかけた一人の生産者の願いから始まった。
「『消費者のニーズに合った新品種を開発してほしい』と、香川県と香川大学にお願いしました」と話すのは、(株)キウイベリージャパンの島田満沖社長だ。
島田さんは全国でも珍しい、そして日本最大級のキウイ専業農家だ。30数年前、香川県のオリジナル品種「香緑」のおいしさに感動して栽培を始め、やがて先代の父親から受け継いだ畑をすべてキウイ栽培に切り替えた。今では13ヘクタールの畑でキウイを栽培している。

白くて華やかなキウイの花

キウイ畑を見回る島田満沖社長
「さぬきキウイっこ」の“小さい”という特徴も、島田さんの営業経験から望んだことだという。
「小さくて甘い『香粋(こうすい)』という品種を有名デパートに売り込んだとき、青果部門の男性の責任者はまるで相手にしてくれなかった。果物は大きい方がいい、というのが常識ですからね。でも、たまたま会ったお菓子部門の女性責任者が『ネーミングとパッケージを変えたら絶対売れる』と置いてくれたんです。女性目線で売れるものを考えなあかんなと思いました」と島田社長。“キウイのたまご”と名付けられた香粋は、その後、全国で引っ張りだこの人気商品になった。
「小さいことのヒントはトマトです。小ぶりのトマトが増えているでしょう。野菜も最近は小ロットで売られている。だから小さい果物は売れるという確信がありました」と話す。
「さぬきキウイっこ」の栽培で一番苦労されることは? とお聞きすると「花粉代が高いことかなあ」と笑う島田さん。
この品種は枝の1節に7個もの花が付くのだという。すべての花を受粉させて果実にしては、いい実が採れない。そこで、あらかじめ花を選んで手作業で花粉を付けていく。農園内でオスの株を育成し花粉を採取する農家もあるが、キウイベリージャパンは大規模なので花粉を購入してくるのだそうだ。減農薬にも努めているので、その手間もかかる。
キウイは、5月上旬に受粉させ、1週間後には果実が確認できる。開花期からの積算温度によるが、10月から収穫が始まり、追熟させ、例年2月半ばまで出荷されるという。
「『一生懸命』や『一点突破』という言葉が好きです。力の限り作った『さぬきキウイっこ』をぜひご賞味ください」と島田社長。
有名デパートに何十回も通って商品を置かせてもらうなど、自作のキウイへの自信と熱意は出逢った人を感動させ、若い人が島田さんを慕って果実栽培を学びにくるそうだ。
熱い生産者の想いが詰まった香川県自慢の果実をぜひ味わってみよう。

私たちが心を込めて作っています
■“風土47”の特別価格で取り寄せられます!
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・注文受付期間:11/1~12/20 | |
◆ | 「風土47特別価格 さぬきキウイっこ」 |
1箱 送料込 1,000円(税込) | |
ただし、北海道、沖縄は送料600円とし1,600円(税込) | |
※ | 通常は商品代1,000円の他に送料がかかります。 |
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甘くてジューシな「さぬきキウイっこ」
取材 中元千恵子(トラベルライター、日本旅行記者クラブ、日本旅のペンクラブ会員)