極上みかんの割引きが実現!|JA西宇和真穴共選 真穴みかん「ひなの里」

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 今月、この逸品探訪をご覧になった方はラッキーだ。

 温州みかんの最高峰ともいえる「真穴(まあな)みかん」だけでなく、真穴みかんの総収穫量のうち、わずか2~3%しかないという貴重な最高級品「ひなの里」の割り引き価格も実現した。今年の冬はぜひ極上のみかんをお得な価格で味わっていただきたい。

 愛媛県の西宇和地方は、その自然環境から温州みかんの名産地として名高い。中でも八幡浜市の真網代(まあじろ)と穴井の両地区は、併せて真穴とよばれ、県内外に知られた優良産地だ。昭和39年に、農業祭(現在の農林水産祭:農林水産省などが主催)の園芸部門で、みかん産地としては初の天皇杯を受賞していると聞けば、どれほど優れた産地かが分かる。

 海を望む斜面に石垣を積んで作られたみかん畑には、“三つの太陽”とよばれるたっぷりの日差しが降り注ぎ、甘みと酸味のバランスの取れた芳醇なみかんが育つ。長い歴史で培われた確かな栽培技術と、生産農家のたゆまぬ努力と愛情、さらに光センサーなど最先端の技術も加わって、ゆるぎない信頼と人気を築いてきた。

 今回は「風土47」特別価格として、「真穴みかん」は、通常5kg 3,600円が3,200円に、最高級の「ひなの里」は、通常5kg 5,800円がジャスト 5,000円とさらにお得だ。送料、税込みのうれしい価格(北海道、沖縄へは別途送料 1,080円が必要)。12月20日までの受け付けなので、ご注文はお早めに!

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■段々畑に降り注ぐ“三つの太陽”が真穴みかんを育む

 
 「真穴みかんの特徴は瓤嚢(じょうのう)とよばれる房を包む薄皮がやわらかいこと、甘さと酸味のバランスがいいこと、そしてこれらが作り出す食感のよさにあります」と話すのは、真穴みかんの選果を行うJA西宇和真穴共選の共選長、渡邊勇夫さんだ。

 真穴みかんは、房を口に入れると、薄皮がとろけ、果肉からみずみずしい果汁があふれ出す。甘みと酸味がほどよく混じり合って、味わい深く、心地よい余韻が残る。

 この極上のみかんを育む真穴とはどんなところだろう。

 真穴地区は佐田岬半島の付け根に位置している。目の前に宇和海が広がり、海岸線の間際まで緩やかな山が迫まる。

 

海を望む山肌にみかん畑が広がる真穴地区
 
 
 

海や石垣からの反射光もみかんに降り注ぐ
 
 ここで温州みかんの栽培が本格的に始まったのは明治40年ころだ。先人たちは、海を見下ろす山を切り開き、一つ一つ石を運んで石積みの段々畑を造って、みかんを植えた。

 今では、海を見下ろす山肌一面にみかん畑が広がっている。

 真穴みかんのおいしさの秘密を渡邊さんにうかがうと「大きな要因は“三つの太陽”でしょう」と答えが返ってきた。

 三つの太陽とは、まず一つは南国愛媛の空に輝く「太陽の日差し」。二つ目は、鏡面のように波穏やかな宇和海から「反射する太陽光」。そして三つ目は段々畑を造る際に積み上げた「石垣からの照り返し」だ。この三つの日差しが上から下から降り注ぎ、極上のみかんを育てる。

 さらに、温暖な気候や水はけのよい土壌、石垣が太陽熱を蓄積して畑を温めることなども良質なみかんが育つ条件に適している。

 現在、真穴では約180名の生産者が年間7,200トン(平成28年度の計画)のみかんを生産し、国内屈指のみかん産地として名をはせている。

 

■人から人へ。手作業だからこそ受け継がれる“技と心”

 
 「ひなの里」は、年間7,200トン生産される真穴みかんの中でも厳選された最高級品だ。

 指導員の園地査定などにより、栽培する園地の条件や品種、生産者を限定。さらに収穫前の果実分析で、光センサーによる厳しい糖度基準値をクリアした園地のものだけを「ひなの里」とよぶことができる。

 その量は総生産量のわずか2~3%だという。

 

みかんの収穫期には全国から助っ人も訪れる
 
 
 

日本の原風景ともいえる眺めに心が和む
 
 急斜面でのみかん栽培は重労働だ。機械による省力化は困難だという。

 スプリンクラーを導入して、乾きやすい土地の水分コントロールや液体肥料の散布などに活用しているが、それでも、新芽をつける前に行われる剪定をはじめ、実を大きく育てるために行われる摘果(てきか)作業や、収穫など、人力による作業がほとんどだ。

 けれど、人力が頼りなだけに、人から人へ、先人たちの技や知恵が確実に受け継がれてきた。「厳しい環境だからこそ受け継がれた“確かな技と心”がこの地にはある」のだという。

 渡邊さんは「収穫期などは全国から多くのアルバイトの方々に来ていただいて、みなさんに支えていただいています」と話す。青い海と緑の山、美しく輝く金色のみかん。日本の原風景ともいえる景色に魅せられて、何年も繰り返して訪れるアルバイターも多いそうだ。

 
 
 
 丁寧に収穫された真穴みかんは、真穴共選に集められ、一次、二次、三次と厳しい選果が行われる。糖度と酸度を測ることができる非破壊センサーは、味だけでく、傷の大きさや色も判別することができる。腐敗センサーも導入している。

 しかし、渡邊さんによれば「やはり最後は人の眼なのです」という。最後の三次選考は超熟練の作業員によるチェックが行われる。

 梱包も、シールを貼る場合はエアで吹き飛ばして貼り、箱詰めの工程では箱を徐々に傾けてみかんを詰めていくなど、皮が薄い真穴みかんを傷つけないよう、細心の注意がされている。

 「真穴みかんの歴史は約125年。先人たちがたゆまぬ努力で確立してきた“真穴ブランド”をこれからも守っていきたい」と話す渡邊さん。「真穴はみかん専業農家が多い。みかん一筋に打ち込んできた自慢の品をぜひご賞味ください」とPRの言葉も力強かった。

 

丁寧に選果して全国に送り出される
 

■“風土47”の特別価格で取り寄せられます!

 
-お取寄せ・ご注文方法-
 
・注文受付期間:12/1~12/20
 
「風土47特別価格 真穴みかん」
 
真穴みかん
  Mサイズ 5kg 3,200円(送料・税込、通常価格3,600円)
 
真穴みかん「ひなの里」
  Mサイズ 5kg 5,000円(送料・税込、通常価格5,800円)
 
北海道・沖縄への配送は1梱包あたり別途送料 1,080円(税込)がかかります。
15kg(5kg商品を3箱)まで1梱包とさせていただきます。
 
・ご注文方法
 
ショッピングサイトからのご注文
( http://www.maanamikan.com )
 
コメント欄に「風土47を見た」とご記入願います。
  記入がない場合は、通常価格となりますのでご注意ください。
 
お電話、FAXからのご注文
 
  旬香物産株式会社「風土47」係
  TEL:0894-21-6888(平日9:00~17:00)まで
  FAX:0894-21-6889
 
郵便番号、ご住所、お名前、電話番号、商品名、数量、お支払方法、ギフトでお使いの場合は、お届け先のご住所、お名前、電話番号をお知らせください。
お電話の場合は、「風土47を見た」とお伝えください。
FAXの場合は、「風土47」係宛でお申込みください。
「風土47」をご覧になった旨がご確認できない場合は、通常価格となりますのでご注意ください。
発送期間は、12月23日までになります。
 
・お支払方法
 
商品到着時に代金引換払い(手数料無料)
コンビニ・郵便局振替用紙(商品発送後に郵送させていただきます)
クレジットカード(ショッピングサイトからのご注文のみの対応とさせていただきます)
 
 

 
 


取材 中元千恵子(トラベルライター、日本旅行記者クラブ、日本旅のペンクラブ会員)