風土47
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第5回 おむすび、「変わり種」と「定番」を作ってみた

 「おむすびについて取材してほしい」
日頃お世話になっている編集者から依頼があり、2月下旬からおにぎりの取材が始まった。参考にしたのは「ふるさとのおむすび」という企画。取材は無事終了し、掲載誌の発行が4月1日に決定した(なんと、松田龍平さんと宮崎あおいさんが表紙!)

 取材で知ったおむすびの中で、ひときわ異彩を放つひと品があった。山口県「きな粉おむすび」―。材料は、ごはんときな粉。作り方は、おむすびにきなこをまぶす、以上。これはぜひ、「男の郷土風料理」で紹介したい。ただ、未知数のひと品。そこで、想像はつくけれど初耳の富山県「とろろこんぶおむすび」と、定番といえる福岡県「明太子おむすび」も作ることに。

■ レシピ(材料&作り方)

「きな粉おむすび」
【材料】
ごはん適量、きな粉適量
【作り方】
三角形のおむすびを作り、外側にきな粉をまぶす。
【所感】
甘みが足りなかったので三温糖と上白糖、きび砂糖をきな粉に混ぜ、おむすびにまぶしたところ、わらび餅に近い味わいに。黒みつも合うと思われる。

「とろろこんぶおむすび」
【材料】
ごはん適量、梅干し1個、塩少量、
アンテナショップ「いきいき富山館」で購入した白極上とろろ昆布適量
【作り方】
梅干しを中心に入れた三角形のおむすびを作り、少量の塩を振りかける。おむすびの外側に、白極上とろろ昆布をまぶす。
【所感】
予め、ごはんと白極上とろろ昆布を混ぜ合わせてから作った方がいいと思い実践。白極上とろろ昆布の旨みが、より一層出る。

「明太子おむすび」
【材料】
ごはん適量、焼きのり適量、
千代田区有楽町の「ザ・博多」で購入したおにぎり用めんたいこ適量
【作り方】
ごはんにおにぎり用めんたいこを混ぜ合わせ俵型にし、焼きのりを巻く。
【所感】
おにぎり用めんたいこ、塩加減と食感がおにぎりに合う。炒飯にも合いそうだ。パスタ用めんたいこの取り扱いもあり、気になるところ。

47都道府県のおむすびが紹介されている「ふるさとのおむすび」。縁のあるひと品、探してみては?

■ 今回お世話になった皆さん(関連リンク)

ふるさとのおむすび
いきいき富山館
ザ・博多

【文・写真 瀬川雄貴】

プロフィール:瀬川 雄貴、粟井 滋彦
1993年に中学校で出会い、2007年に2人でロケーションリサーチ株式会社を設立。
現在、地域振興に関わる仕事を行っている。郷土料理教室のプロデュース、雑誌やweb媒体における郷土料理コンテンツ協力(写真やレシピ、蘊蓄)、時には農家のお嫁さん探しにも取り組んでいる。
http://www.location-research.co.jp/