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早いもので、もう12月ですね。
2010年はみなさんにとってどんな年だったでしょうか?
一年を締めくくるこの月は、クリスマスパーティや忘年会など、みんなで集まる機会が増えます。経費節約で「ホームパーティにしよう」という方も多いのではないでしょうか。そんな方のために、おうちでのパーティが一層楽しくなる商品をラインナップしました。
飲み物にグッズ、前菜にご飯もの、デザートまで、バラエティ豊かに揃いました。どうぞ楽しいパーティを!
2010年はみなさんにとってどんな年だったでしょうか?
一年を締めくくるこの月は、クリスマスパーティや忘年会など、みんなで集まる機会が増えます。経費節約で「ホームパーティにしよう」という方も多いのではないでしょうか。そんな方のために、おうちでのパーティが一層楽しくなる商品をラインナップしました。
飲み物にグッズ、前菜にご飯もの、デザートまで、バラエティ豊かに揃いました。どうぞ楽しいパーティを!
取材/撮影 中元千恵子(トラベルライター 日本旅のペンクラブ、日本旅行作家協会会員)

※ご紹介した商品は品切れしている場合があります。在庫を各アンテナショップにてお確かめください。
また、商品の価格は掲載時のものですので、変動があることをご承知おきください。
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笛吹市・ルミエール
ルミエール・ペティアン2009(1本 2,400円)
ルミエール・ペティアン2009(1本 2,400円)
パーティと言えば、まずはスパークリングワインで乾杯。きりっとした辛口のこのワインは、国内の品評会で銅賞を受賞。その味ももちろんだが、一番の魅力は美しい色合いだ。ブドウの色がそのまま表れたような可憐なすみれ色をしている。こんな色が出るのはめずらしいそうだ。グラスに注いだ瞬間、「きれい!」と盛り上がること間違いなし。
このワインの原料は、山梨県固有の品種である甲州種のブドウ。近年、日本のブドウとワイン作りの実力はとみに向上している。今年の初夏、ロンドンで行われた世界で最も権威があるワイン品評会で日本の甲州種で作ったワインが銀賞を受賞した。そのワインも含め、ショップには山梨産のワインがずらりと並ぶので、ぜひ立ち寄ってみよう。
このワインの原料は、山梨県固有の品種である甲州種のブドウ。近年、日本のブドウとワイン作りの実力はとみに向上している。今年の初夏、ロンドンで行われた世界で最も権威があるワイン品評会で日本の甲州種で作ったワインが銀賞を受賞した。そのワインも含め、ショップには山梨産のワインがずらりと並ぶので、ぜひ立ち寄ってみよう。


蔵王町・(財)蔵王酪農センター
蔵王ソーダクラッカー(105g×2本 336円)
蔵王クリームチーズ(150g 550円)
蔵王ソーダクラッカー(105g×2本 336円)
蔵王クリームチーズ(150g 550円)
スパークリングワインを飲みながら、軽くおつまみを…となると、チーズとクラッカーだろう。
ただ、アンテナショップで揃う品はひと味違う。雄大な大自然が広がる蔵王から届いたチーズとクラッカーだ。蔵王酪農センターでは、牛の飼育から搾乳、チーズ作りまで一貫して行われ、素材は良質で新鮮そのもの。
濃厚かと思いきや、クリームチーズは軽やかな口当たり。酸味も爽やかで上品だ。クラッカーはしっかり塩味が効いて、軽めのクリームチーズによく合う。もう一枚、もう一枚……と、止まらなくなってしまった。これならワインも進みそう。
クリームチーズは、イチゴやサクランボ、ラフランス、みかん、ブルーベリーなどの味もある。フルーツの甘みが加わったチーズとクラッカーもよく合う。
ただ、アンテナショップで揃う品はひと味違う。雄大な大自然が広がる蔵王から届いたチーズとクラッカーだ。蔵王酪農センターでは、牛の飼育から搾乳、チーズ作りまで一貫して行われ、素材は良質で新鮮そのもの。
濃厚かと思いきや、クリームチーズは軽やかな口当たり。酸味も爽やかで上品だ。クラッカーはしっかり塩味が効いて、軽めのクリームチーズによく合う。もう一枚、もう一枚……と、止まらなくなってしまった。これならワインも進みそう。
クリームチーズは、イチゴやサクランボ、ラフランス、みかん、ブルーベリーなどの味もある。フルーツの甘みが加わったチーズとクラッカーもよく合う。
鯖江市・山久漆工
ワインホルダー(1個 8,925円)
ワインホルダー(1個 8,925円)
宴もたけなわ。ワインもすでに3本目があき、さすがに減るペースが遅くなった。そんな時、こんなおしゃれなワインホルダーがあったらきっと盛り上がることだろう。
高度な工芸文化が息づく福井県のショップで見つけたホルダーは、なんと漆塗り。軽い。そしてこのワインホルダー、ワインがないと単なる穴の開いた板に見えて、立つことはない。けれど、ひとたびワインボトルを入れると、絶妙のバランスで立ち上がり、瓶を支える。一切のムダを省いた洗練されたフォルムと、粋な遊び心。福井県の伝統文化が生みだした優雅な一品だ。
高度な工芸文化が息づく福井県のショップで見つけたホルダーは、なんと漆塗り。軽い。そしてこのワインホルダー、ワインがないと単なる穴の開いた板に見えて、立つことはない。けれど、ひとたびワインボトルを入れると、絶妙のバランスで立ち上がり、瓶を支える。一切のムダを省いた洗練されたフォルムと、粋な遊び心。福井県の伝統文化が生みだした優雅な一品だ。


宮崎市・(株)TORIAEZU
にくまき本舗(1個 350円)
にくまき本舗(1個 350円)
お酒もだいぶすすみ、パーティも後半。締めにご飯が食べたい、というときにおすすめなのがこれ。肉巻きおにぎりは、宮崎県発祥のご当地ファーストフード。豚肉を醤油ベースのタレに漬け込み、ご飯に巻いてフライパンやオーブンでじっくり焼いたもの。これをレタスやサンチュで巻いて食べる。元は居酒屋の賄い料理だったという。
甘辛いタレと豚肉の脂がご飯にしみて、おいしい。ボリュームもある。そして、なんといってもうれしいのが、手軽さ。電子レンジで数分温めるだけ。ホームパーティでは、料理を準備する人が台所に行ってしまい、会話に加われないのが一番さびしい。けれど、こんな手軽なご飯があれば、みんなで過ごせる時間が長くなる。
甘辛いタレと豚肉の脂がご飯にしみて、おいしい。ボリュームもある。そして、なんといってもうれしいのが、手軽さ。電子レンジで数分温めるだけ。ホームパーティでは、料理を準備する人が台所に行ってしまい、会話に加われないのが一番さびしい。けれど、こんな手軽なご飯があれば、みんなで過ごせる時間が長くなる。
湯浅町・おそぐち農園
有田みかん(1袋 400円)
有田みかん(1袋 400円)
コクのある肉巻きおにぎりの後は、さっぱりした果物でも……と、和歌山の有田みかんが登場。「冬にみかんは当たり前。特に盛り上がらないでしょ?」なんて思ってはいけない。みかんの名産地である和歌山の人たちが、おいしいみかんを見分けるご当地基準をご存じだろうか?
「みかんのお尻の方を見たとき、果皮がデコボコして菊の花のように見えるものがおいしいんです」と、和歌山県の担当のMさん。生産者が、みかんが育つときの水分量を調整し、甘みが濃厚で、皮が薄いみかんを作り出しているのだという。「地元では菊みかんと呼ばれ、人気があります。これが入っていたら当たりですね」。写真の一番手前にあるのが菊みかんだ。
また、おそぐち農園では、鰹節屋から魚粉を仕入れて飼料にするなど、土壌にもこだわっている。どれもおいしかったが、確かに菊みかんはとりわけ甘みが濃かった。みんなで食べ比べて盛り上がってみては?
「みかんのお尻の方を見たとき、果皮がデコボコして菊の花のように見えるものがおいしいんです」と、和歌山県の担当のMさん。生産者が、みかんが育つときの水分量を調整し、甘みが濃厚で、皮が薄いみかんを作り出しているのだという。「地元では菊みかんと呼ばれ、人気があります。これが入っていたら当たりですね」。写真の一番手前にあるのが菊みかんだ。
また、おそぐち農園では、鰹節屋から魚粉を仕入れて飼料にするなど、土壌にもこだわっている。どれもおいしかったが、確かに菊みかんはとりわけ甘みが濃かった。みんなで食べ比べて盛り上がってみては?


米子市・寿製菓
因幡の白うさぎチョコレート(20個入り 630円)
因幡の白うさぎチョコレート(20個入り 630円)
「最後にコーヒーでも飲んで帰ろうか」というときに、このチョコレートも一緒にどうだろう。鳥取で昔からある銘菓「白うさぎ」を作る寿製菓が、この冬作った新製品。小さなうさぎの形がかわいらしい、口どけのまろやかなホワイトチョコレートだ。これを食べながら、「来年はうさぎ年だね」なんて、早くも来年に思いをはせたり……。
鳥取県担当のYさんによれば、来年は、うさぎ年にちなんで、鳥取県の白兎(はくと)海岸にある白兎神社が人気観光地としてブレイクしそうだという。「白兎神社は、古事記に記された大国主命と八上姫の恋物語の舞台。ですから“日本最古のラブストーリーの地”なんです。縁結びにご利益がありそうですよね」。
「来年は白兎神社に行ってみよう!」と、盛り上がって、パーティを締めくくっていただければと思います。
鳥取県担当のYさんによれば、来年は、うさぎ年にちなんで、鳥取県の白兎(はくと)海岸にある白兎神社が人気観光地としてブレイクしそうだという。「白兎神社は、古事記に記された大国主命と八上姫の恋物語の舞台。ですから“日本最古のラブストーリーの地”なんです。縁結びにご利益がありそうですよね」。
「来年は白兎神社に行ってみよう!」と、盛り上がって、パーティを締めくくっていただければと思います。