風土47
新しい年を迎える!開運招福
新年を迎え、気持ちも一新。
新たな目標を掲げて「一年がんばろう!」と思っていらっしゃる方も多いでしょう。
何ごとも気の持ちようが肝心です。「開運招福」の品を活用して、幸福気分を盛り上げてください。
今年も皆様にとって良いお年でありますように。
取材/撮影 中元千恵子(トラベルライター 日本旅行記者クラブ、日本旅のペンクラブ会員)
各ショップお勧め「開運招福」
※ご紹介した商品は品切れしている場合があります。在庫を各アンテナショップにてお確かめください。
 また、商品の価格は掲載時のものですので、変動があることをご承知おきください。
〈紀の川市・㈱パーシモン〉
長寿柿(3個 450円)
 身がとろりとなめらかで、自然な甘さのあんぽ柿だ。黄金色の見た目もおめでたい感じだし、名前も“長寿柿”と縁起がいい。
 あんぽ柿は、市販品の多くは渋柿をむいて干した後、硫黄で燻蒸する。単に干しただけの干し柿が乾燥して黒く、硬くなるのに対し、あんぽ柿はこうすることで、ジューシーで軟らかい食感が保てる。
 ところが、この長寿柿は、通常行うことの多い酸化防止剤や硫黄燻蒸による処理は一切しておらず、無添加、無着色。樹上で完熟させたたねなし柿を使用し、じっくり丁寧に作られている。自然な色と味わいを楽しみましょう。食べごたえありますよ。
長寿柿
うまいお豆 十種ミックス
〈喜多方市・㈱おくや〉
うまいお豆 十種ミックス(140g 525円)
 “福を招く”といえば、少し気が早いが「鬼は外、福は内」の節分。節分といえば豆撒きということで、2月3日に備えて福島市場でこの豆を購入した。もちろん、撒くのはもったいないので、かぞえ歳の数だけ豆を食べるときに使用する。福島県は豆の生産地だそうで、店内には大豆や小豆をはじめ、かなりの豆が揃っている。
 これ、おいしいです。実は、私も、このサイトを運営するH社長も大のお気に入りの商品。落花生や黒豆、青豆などを使い、糖衣を施したり、わさび味にしたり、あっさり塩味に仕上げたり。いろいろな味が楽しめ、しかもどれもレベルが高い味に仕上がっている。おつまみにもおやつにもおすすめだ。
 節分に豆撒きするのは、季節の変わり目に発生しやすい邪気(鬼)を払うためだそうで、数え年だけ豆を食べると一年、風邪をひかないと言われています。
〈高松市・石丸製麺㈱〉
年明けうどん〈半生〉(300g 389円)
 年越しがそばなら、年明けはうどんだ!ということで、今、香川県を中心に“年明けうどん”が提唱されているという。
 うどんは太くて長いことから、古来から長寿を祈って食べられてきた縁起のいい食品。年明けうどんは、純白なうどんに、梅干しや明太子、トマトなど“紅”を添えてさらに縁起をよくして、年の初めに食べてその年の幸せを願おうというもの。
 香川では、白みそ仕立てにあん餅を入れたお雑煮を食べることから、このあん餅を紅くして入れた「さぬきの年明けうどん」を開発。「これが合うんですよ!」とご担当者。お正月は、ショップ2階の郷土料理店「かおりひめ-香媛-」で郷土のお雑煮も味わえるそうなので、興味のある方はぜひ!
年明けうどん〈半生〉
七福神 金箔入り
〈盛岡市・菊の司酒造㈱〉
七福神 金箔入り(720mℓ 1575円)
 開運招福を願って、お正月にぜひ飲みたいお酒。盛岡市で230年続く老舗の酒蔵が造る金箔入りの特別純米酒だ。
 盛岡市はかつての南部藩の城下町。南部藩といえば、日本最大の杜氏集団である南部杜氏を生み出した地。地形的にも奥羽山脈と北上山地から流れ出る清流に恵まれ、水のおいしさは言うまでもない。菊の司酒造の蔵のそばを流れる中津川も、春には忘れな草やカキツバタが咲き、夏には鮎釣り、秋には鮭が遡上、冬には白鳥が飛来する清流だという。
 七福神はコクのある青酒。地元でのお祝いにも用いられるという。金箔たっぷりで景気も縁起もいいですね。
〈那覇市・國場陶芸〉
赤絵ホーヤ―シーサーペア・中(1対 2万1000円)
〈那覇市・育陶園〉
赤絵ミニミニシーサーペア(1対 5880円)
 沖縄を旅したことがある人なら、誰でも目にしたことがあるシーサー。建物の門や屋根に据えられ、悪霊を追い払う魔除けの意味を持っている。
 起源は古代オリエントのライオン(獅子)像。エジプトやインドで強さの象徴として創られていたライオンの石像がシルクロードを横断して中国に伝わり、沖縄へ伝来したといわれる。名前は「獅子(しし)」を沖縄方言で発音したものだ。
 口の開いたシーサーが雄で、福を招き入れ、口を閉じたシーサーが雌で、あらゆる災難を家に入れないとされる。沖縄のように自然の生命力あふれる地で信仰されるものは、自然界の大きな力を味方に付けられそうな気がする。大きさ、色彩、デザインも多種多彩に揃っているので、きっと好みのシーサーが見つかるはず。お部屋に一対いかが?
赤絵ホーヤ―シーサー|赤絵ミニミニシーサー
くまモンお守り
〈熊本市・㈲肥後観光工芸など〉
くまモンお守り(1個 各420円)
 最後を飾るのは、昨年の流行語大賞にも選ばれた“ご当地キャラ”の代表格、くまモンのお守りだ。
 銀座熊本館の2階にはくまモングッズの販売コーナーが設けられ、かわいい商品がたくさん並んでいる。その一角にはもちろんお守りも。受験の方には左側の“開運・必勝”、福を招きたい方には右上の“招福万来”や右下の“開運招福”がおすすめだ。個人的には、最近よく見かけるようになった口を“O”と開いた、びっくりした顔がかわいくてお気に入り。
 これだけブレイクしたくまモンが描かれているのなら、開運効果は間違いなし!? ご利益が期待できそう。
◆今月のおまけ
〈喜多方市・㈱おくや〉
うまいお豆 十種ミックス(140g 525円)
 福島県の豆菓子の続きです。読んでくださった方、「本当に十種あるの?」って思われませんでしたか。そう思われた方のために、十種類を並べてみました。豆の説明はメーカーのHPによります。
 左の9時の位置から外側を時計回りに、①黒豆こーひー、②黒豆みる、③落花生糖、④落花生味噌、➄煎青豆、⑥山葵(ワサビ)そら豆、⑦カボチャの種おかき、⑧青豆抹茶、中に入って⑨煎黒豆、⑩塩豆。
 ①から④までと⑧が甘くて、⑥がピリ辛、真ん中3つは豆本来の素朴な味です。見た目も可愛いですね。
うまいお豆 十種ミックス
富士山
富士山
 先日、静岡に行ってきました。2泊3日とも天気に恵まれ、富士山の姿がくっきりと見えました。富士山を仰ぐと、やはりありがたい気持ちになります。
 新年に、少しでもすがすがしい気持ちになっていただければと思い、おまけに付けました。
中元千恵子
中元千恵子 旅とインタビューを主とするフリーライター。埼玉県秩父市生まれ。上智大卒。伝統工芸や伝統の食、町並みなど、風土が生んだ文化の取材を得意とする。また、著名人のインタビューも多数。 『ニッポンの手仕事』『たてもの風土記』『伝える心息づく町』(共同通信社で連載)、 『バリアフリーの宿』(旅行読売・現在連載中)。伝統食の現地取材も多い(http://tabipen.net/report/nakamoto01.html