
「朝はご飯と味噌汁がないと始まらない」
今月は、そんな和食派の方必見の品がそろいました。
4月になって一人暮らしを始めた方、環境が変わって早起きになった方、朝の和食をあきらめなくても大丈夫ですよ!
簡単で便利、おいしい品ばかりです。
今月は、そんな和食派の方必見の品がそろいました。
4月になって一人暮らしを始めた方、環境が変わって早起きになった方、朝の和食をあきらめなくても大丈夫ですよ!
簡単で便利、おいしい品ばかりです。
取材/撮影 中元千恵子(トラベルライター 日本旅行記者クラブ、日本旅のペンクラブ会員)
※ご紹介した商品は品切れしている場合があります。在庫を各アンテナショップにてお確かめください。
*記載の商品価格は、2014年4月の消費税増税後の税込み価格になっております。
*記載の商品価格は、2014年4月の消費税増税後の税込み価格になっております。
〈いわき市・(有)長久保食品〉
長久保のしそ巻(150g 540円)
長久保のしそ巻(150g 540円)
これはおいしい漬け物だ。
たくあんの醤油漬けにシソが巻かれているのだが、細切りにしているのでポリポリと食べやすい。たくあん特有の匂いなどは醤油で中和され、風味だけが生きている。歯ごたえがよく、シソの効果で後味もさっぱり。しかも唐辛子も効いて、ご飯によく合う。
どこのアンテナショップにも漬け物や佃煮などご飯のお供はたくさん販売されていて、初めての商品は選ぶのに迷ってしまうが、これはきっと多くの方が「おいしい」と言ってくれるはずだ。
販売の歴史は、昭和9年に遡る。創業者の長久保ツネさんは若い頃から漬物に関心を持ち、数々の漬物を作ってきたが、ある時、たくあんの醤油漬を作ってみたら大好評。さらに風味を増すためにシソの葉を巻いてみるといわき地方の評判となって、販売を開始したそうだ。商品のための商品化ではなく、味が先にありきの商品はやっぱりおいしいですね。
たくあんの醤油漬けにシソが巻かれているのだが、細切りにしているのでポリポリと食べやすい。たくあん特有の匂いなどは醤油で中和され、風味だけが生きている。歯ごたえがよく、シソの効果で後味もさっぱり。しかも唐辛子も効いて、ご飯によく合う。
どこのアンテナショップにも漬け物や佃煮などご飯のお供はたくさん販売されていて、初めての商品は選ぶのに迷ってしまうが、これはきっと多くの方が「おいしい」と言ってくれるはずだ。
販売の歴史は、昭和9年に遡る。創業者の長久保ツネさんは若い頃から漬物に関心を持ち、数々の漬物を作ってきたが、ある時、たくあんの醤油漬を作ってみたら大好評。さらに風味を増すためにシソの葉を巻いてみるといわき地方の評判となって、販売を開始したそうだ。商品のための商品化ではなく、味が先にありきの商品はやっぱりおいしいですね。


〈福井市・国見えのき協同組合〉
ジンジャーえのき(200g 310円)
ジンジャーえのき(200g 310円)
名産の国見えのきを使ったご飯のお供。あったかいご飯にそのままかけるのはもちろん、炊き込みご飯の具材にしたり、大根おろしと和えてもいい。
福井県では、県のブランド米である「いちほまれ」に合う食品を見つける “『いちほまれ』のある食卓を彩る食品コンテスト” が県主催で行われたそうだが、そのコンテストでも入賞を果たしている。地元でもご飯に合うと認められた商品だ。
国見えのきは、歯ごたえがしっかりとして風味豊かでありながら、主張しすぎない味が特徴だという。
エノキ茸を育てるにはオガクズを菌床とするのだが、そのオガクズは福井のスギ材にこだわり、アクを抜くために一年間寝かせる。そこに米ぬかやもみがら、乾燥おからなどをミキサーで混ぜたものを加えているという。
こだわりのエノキ茸はぬめりも上品だ。生姜が効いて食欲が進みます。
福井県では、県のブランド米である「いちほまれ」に合う食品を見つける “『いちほまれ』のある食卓を彩る食品コンテスト” が県主催で行われたそうだが、そのコンテストでも入賞を果たしている。地元でもご飯に合うと認められた商品だ。
国見えのきは、歯ごたえがしっかりとして風味豊かでありながら、主張しすぎない味が特徴だという。
エノキ茸を育てるにはオガクズを菌床とするのだが、そのオガクズは福井のスギ材にこだわり、アクを抜くために一年間寝かせる。そこに米ぬかやもみがら、乾燥おからなどをミキサーで混ぜたものを加えているという。
こだわりのエノキ茸はぬめりも上品だ。生姜が効いて食欲が進みます。
〈出雲市・㈱河村食材〉
宍道湖産大和しじみ 無添加赤だし味噌汁(1食入り 216円)
宍道湖産大和しじみ 無添加赤だし味噌汁(1食入り 216円)
松江市と出雲市にまたがる宍道湖(しんじ)湖は、シジミの漁獲漁が日本一だという。海に近い宍道湖は、斐伊川の一部であり、淡水と海水が入り交じる汽水湖。栄養分が豊富で、多くの魚介類が生息する貴重な湖として知られる。
その宍道湖産の大和しじみを使った便利な赤だしの味噌汁だ。うれしいことに化学調味料無添加。
作り方は簡単で、レトルトパックのシジミをお椀に入れて熱湯を注ぎ、付属の味噌を溶くだけ。しじみのうま味が流れてしまうので、レトルトのしじみは水洗いしないのがポイントだ。熱湯を注ぐと、貝がしだいに開いていく。
大きなシジミが40gも入り、貝のうま味がたっぷり溶け出ている。赤だしも、味噌の風味と塩味がビシッと効いて、朝から目が覚めそうな味。お酒を飲んだ翌日には特にうれしい1杯になりそうだ。
その宍道湖産の大和しじみを使った便利な赤だしの味噌汁だ。うれしいことに化学調味料無添加。
作り方は簡単で、レトルトパックのシジミをお椀に入れて熱湯を注ぎ、付属の味噌を溶くだけ。しじみのうま味が流れてしまうので、レトルトのしじみは水洗いしないのがポイントだ。熱湯を注ぐと、貝がしだいに開いていく。
大きなシジミが40gも入り、貝のうま味がたっぷり溶け出ている。赤だしも、味噌の風味と塩味がビシッと効いて、朝から目が覚めそうな味。お酒を飲んだ翌日には特にうれしい1杯になりそうだ。


〈阿久根市・㈲かねしょう水産〉
無添加 うるめ丸干し(8尾 411円)
無添加 うるめ丸干し(8尾 411円)
いやぁ、びっくり。おいしいです、これ。
鹿児島県北西部の ”北薩(ほくさつ)” とよばれる地域にある阿久根市の商品。新鮮な魚介類が獲れるのはもちろん、この町では昔から魚を原料とした塩干品など加工業も盛んだという。
まず驚くのは大きさ。スーパーでよく見かける干したうるめいわし、つまりめざしの10倍くらいの太さ、大きさがある。
そして、めざしはカラカラだけど、この丸干しは身がふっくら。干していないようなジューシーさとボリューム。それでいて、ちゃんと干物らしく魚のうま味が凝縮された味わいがある。
脂の加減もほどよい。人工的な一夜干しだと脂が残り過ぎているものもあるがこれは絶妙。かすかに脂が感じられて、朝食にもちょうどよい。
冷凍が効いて8尾で411円、しかもこのおいしさ。かごしま遊楽館でも人気商品だそうですが、納得です。
鹿児島県北西部の ”北薩(ほくさつ)” とよばれる地域にある阿久根市の商品。新鮮な魚介類が獲れるのはもちろん、この町では昔から魚を原料とした塩干品など加工業も盛んだという。
まず驚くのは大きさ。スーパーでよく見かける干したうるめいわし、つまりめざしの10倍くらいの太さ、大きさがある。
そして、めざしはカラカラだけど、この丸干しは身がふっくら。干していないようなジューシーさとボリューム。それでいて、ちゃんと干物らしく魚のうま味が凝縮された味わいがある。
脂の加減もほどよい。人工的な一夜干しだと脂が残り過ぎているものもあるがこれは絶妙。かすかに脂が感じられて、朝食にもちょうどよい。
冷凍が効いて8尾で411円、しかもこのおいしさ。かごしま遊楽館でも人気商品だそうですが、納得です。
〈那覇市・翁屋〉
手造り ゆし豆腐(500g 304円)
手造り ゆし豆腐(500g 304円)
ゆし豆腐とは、沖縄では一般的に食べられている豆腐で、大豆の煮汁ににがりを入れて型に入れる前、ふわふわと固まりはじめたところの豆腐だという。汁たっぷりなので、袋に入れて販売されている。
温かくして、だしを加えて食べる方法などもあるそうで、沖縄では朝食にゆし豆腐を食べる人も多いそうだ。
どんな味なのだろう?と、まずは袋から出して冷たいままひと口食べてみた。
「濃い!」。大豆そのものを食べているような濃厚な風味と甘み。口当たりは木綿豆腐と変わりなく、あと味も豆腐そのものですっきりとしている。大豆成分が豊富そうなので、良質なタンパク質が効率的に摂取できそうだ。暑さにも負けない沖縄の人たちの元気の素になる食品の一つなのだろう。
この翁屋のゆし豆腐はこだわりがすごい。水はイオン水、にがりは天然にがり、大豆を生搾りして地窯で炊いている。朝の忙しい時、手軽に栄養補給できる一品です。
温かくして、だしを加えて食べる方法などもあるそうで、沖縄では朝食にゆし豆腐を食べる人も多いそうだ。
どんな味なのだろう?と、まずは袋から出して冷たいままひと口食べてみた。
「濃い!」。大豆そのものを食べているような濃厚な風味と甘み。口当たりは木綿豆腐と変わりなく、あと味も豆腐そのものですっきりとしている。大豆成分が豊富そうなので、良質なタンパク質が効率的に摂取できそうだ。暑さにも負けない沖縄の人たちの元気の素になる食品の一つなのだろう。
この翁屋のゆし豆腐はこだわりがすごい。水はイオン水、にがりは天然にがり、大豆を生搾りして地窯で炊いている。朝の忙しい時、手軽に栄養補給できる一品です。
