
今年はどんな年になるでしょう。
良いニュースが多いことを期待したいですね。
未来に希望がふくらむ新年にふさわしく、今月は期待される注目の品を集めました。
ますますの発展が見込まれる品ばかりで縁起がいいですよ。
良いニュースが多いことを期待したいですね。
未来に希望がふくらむ新年にふさわしく、今月は期待される注目の品を集めました。
ますますの発展が見込まれる品ばかりで縁起がいいですよ。
取材/撮影 中元千恵子(トラベルライター 日本旅行記者クラブ、日本旅のペンクラブ会員)
※ご紹介した商品は品切れしている場合があります。在庫を各アンテナショップにてお確かめください。
*記載の商品価格は、2014年4月の消費税増税後の税込み価格になっております。
*記載の商品価格は、2014年4月の消費税増税後の税込み価格になっております。
〈秋田市・お菓子のにこり〉
なまはげのおくりもの(1個 133円)
なまはげのおくりもの(1個 133円)
この商品はすごい。個人的には現在、注目度NO.1だ。なんたってあきた美彩館で約10年間、販売数1位を誇ってきた「まち子姉さんのごま餅」を抑え、販売数第1位に躍り出た商品なのだ。不動の1位を追い抜くには相当な実力と勢いが必要。まさに注目の品だ。
どんなお菓子かというと、秋田県の民俗行事として有名な「なまはげ」の面をかたどった最中の皮に、米粉の生地を合わせて焼き上げたお米のサブレ。最中の皮とクッキーが一体化したと思っていただきたい。これが実においしい。とにかくサクッと軽やかな食感が印象的で、口に広がるゴマの香ばしい風味もいい。
生産している「お菓子のにこり」は、町の小さなお菓子屋さんらしい。地元産の素材を使うのもコンセプトで、米粉は秋田県大潟村産を使用しているそうだ。
「あきた食のチャンピオンシップ2015年」銅賞を受賞。秋田県出身のシンガーソングライター高橋優さんもおすすめ。昨年、「男鹿(おが)のナマハゲ」など8県の10行事で構成される「来訪神 仮面・仮装の神々」がユネスコの無形文化遺産に登録されたこともあり、大注目の品です。
どんなお菓子かというと、秋田県の民俗行事として有名な「なまはげ」の面をかたどった最中の皮に、米粉の生地を合わせて焼き上げたお米のサブレ。最中の皮とクッキーが一体化したと思っていただきたい。これが実においしい。とにかくサクッと軽やかな食感が印象的で、口に広がるゴマの香ばしい風味もいい。
生産している「お菓子のにこり」は、町の小さなお菓子屋さんらしい。地元産の素材を使うのもコンセプトで、米粉は秋田県大潟村産を使用しているそうだ。
「あきた食のチャンピオンシップ2015年」銅賞を受賞。秋田県出身のシンガーソングライター高橋優さんもおすすめ。昨年、「男鹿(おが)のナマハゲ」など8県の10行事で構成される「来訪神 仮面・仮装の神々」がユネスコの無形文化遺産に登録されたこともあり、大注目の品です。


〈豊岡村・㈱アグリスタくましろ〉
市田柿(200g 972円)
市田柿(200g 972円)
銀座NAGANOでこの時期、大人気の品が「市田柿」だ。店頭にもさまざまな種類が並んで、多くの方が買っていく。今年注目、というより、ずっと以前から愛されている品だが、“プレミアムなドライフルーツ”として外国人にも人気沸騰中というから、世界が注目し始めている品、といえるだろう。
市田柿は現在の下伊那郡高森町の市田地域で栽培されていたことから名前のついた渋柿の品種名。栽培の歴史は500年以上もあり、これを干し柿にしたものも「市田柿」とよぶ。一口大で食べやすく、あめ色の果肉はもっちりとしてきめ細やか。深く上品な甘みがある。糖分が白い粉となって覆っているのも特徴だ。
2016年には、生産地と結び付いた特産品として、長野県で初めてGI(地理的表示)に登録された。「柿もみ」といって、柿を揉んで中心部の水分を押し出し、やわらかく、きれいな粉がふいた干し柿を作る技術が受け継がれている。
市田柿は現在の下伊那郡高森町の市田地域で栽培されていたことから名前のついた渋柿の品種名。栽培の歴史は500年以上もあり、これを干し柿にしたものも「市田柿」とよぶ。一口大で食べやすく、あめ色の果肉はもっちりとしてきめ細やか。深く上品な甘みがある。糖分が白い粉となって覆っているのも特徴だ。
2016年には、生産地と結び付いた特産品として、長野県で初めてGI(地理的表示)に登録された。「柿もみ」といって、柿を揉んで中心部の水分を押し出し、やわらかく、きれいな粉がふいた干し柿を作る技術が受け継がれている。
〈周防大島町・㈲まるいち〉
寒ヒジキ(極細)(55g 540円)
寒ヒジキ(極細)(55g 540円)
「周防(すおう)大島の寒ヒジキを食べたら、ほかのヒジキは食べられないっていう方もいらっしゃるほど人気の品です」と、ショップの方が教えてくれた。寒ヒジキは、初冬から初春の寒い時期に育った、やわらかいヒジキのことだという。
特に、今回購入したこの「極細ひじき」には、“周防大島産、12月採りのみ使用”と書いてある。12月からの寒い時期に採ったヒジキを、漁師さんが天日干しにして仕上げた極上品とのことだ。
煮物にしようと袋から取り出すと、とにかく細い。けれど、水でもどすと、ふっくらと膨らみ、驚くほど量が増える。それだけ繊維質がしっかりしているということなのだろうか。そして煮物にして食べてみると、やわらかい。やわらかいのにコシもあり、出汁をたっぷりと含んでおいしい。香りの良いのにも驚いた。
周防大島といえば、昨年秋に島と柳井市を結ぶ大島大橋に貨物船が衝突し、送水管が破断。橋の通行規制や断水で住民が大きな被害を被った。ショップでは「がんばろう!!周防大島」のポスターを貼って、特産品の販売に力を入れていた。「周防大島は人の気持ちが温かい、とてもよい土地なんです」とショップの方。応援したい、という意味でも注目の品です。
特に、今回購入したこの「極細ひじき」には、“周防大島産、12月採りのみ使用”と書いてある。12月からの寒い時期に採ったヒジキを、漁師さんが天日干しにして仕上げた極上品とのことだ。
煮物にしようと袋から取り出すと、とにかく細い。けれど、水でもどすと、ふっくらと膨らみ、驚くほど量が増える。それだけ繊維質がしっかりしているということなのだろうか。そして煮物にして食べてみると、やわらかい。やわらかいのにコシもあり、出汁をたっぷりと含んでおいしい。香りの良いのにも驚いた。
周防大島といえば、昨年秋に島と柳井市を結ぶ大島大橋に貨物船が衝突し、送水管が破断。橋の通行規制や断水で住民が大きな被害を被った。ショップでは「がんばろう!!周防大島」のポスターを貼って、特産品の販売に力を入れていた。「周防大島は人の気持ちが温かい、とてもよい土地なんです」とショップの方。応援したい、という意味でも注目の品です。


〈四万十町・㈱ぶらうん(こっこらんど)〉
ごちそうたまごとうふ(とまと)(250g 430円)
ごちそうたまごとうふ(とまと)(250g 430円)
これもおいしかった。新発売の商品で、まるごと高知でも販売を開始したばかり。今年のヒットが期待されるが、それもそのはず。昨年行われた「高知家のうまいもの大賞2019」の最終審査で、大賞に選ばれたのがこの「ごちそうたまごどうふ(四万十トマトのコンソメジュレ仕立て)」なのだ。まさに今年の期待の星といえる。
生産する㈱ぶらうんは、自然豊かな四万十川のそばで植物性のみの飼料で鶏を育てるなど、こだわりの卵を生産している「たまご農家」。
この商品は、自慢の卵を使った玉子豆腐に、鶏ガラスープをベースにして四万十産のトマトなどを加えたコンソメジュレをたっぷりかけて食べるという新しい発想の商品だ。玉子豆腐そのものも濃厚でおいしいが、ジュレをかけて食べるとまたさっぱりとして抜群のおいしさになる。玉子豆腐は、夏は冷たく、冬は温かくして食べるといい。「高知産ゆずのコンソメジュレ仕立て」もあるので、ぜひ食べ比べてみたい。
生産する㈱ぶらうんは、自然豊かな四万十川のそばで植物性のみの飼料で鶏を育てるなど、こだわりの卵を生産している「たまご農家」。
この商品は、自慢の卵を使った玉子豆腐に、鶏ガラスープをベースにして四万十産のトマトなどを加えたコンソメジュレをたっぷりかけて食べるという新しい発想の商品だ。玉子豆腐そのものも濃厚でおいしいが、ジュレをかけて食べるとまたさっぱりとして抜群のおいしさになる。玉子豆腐は、夏は冷たく、冬は温かくして食べるといい。「高知産ゆずのコンソメジュレ仕立て」もあるので、ぜひ食べ比べてみたい。
〈宮崎市・道本食品㈱〉
日向かぼちゃのみそ漬
丸タイプ(250g 1,018円)
スライス(100g 430円)
日向かぼちゃのみそ漬
丸タイプ(250g 1,018円)
スライス(100g 430円)
「黒皮かぼちゃ」ってご存知ですか? 普段よく口にする西洋かぼちゃとは異なる日本かぼちゃの一種。宮崎県の特産品なので「日向(ひゅうが)かぼちゃ」ともよばれる。
まろやかな甘みがあり、舌ざわりはきめ細やか。果肉が粘質で煮くずれしないことから、日本料理の最高級素材として、京都の料亭などで使われているという。現在、生産農家は5軒ほどという希少性の高いものだ。
見た目は小さく、皮は黒く、実を割ると中は鮮やかな黄色をしている。煮ても煮くずれしないほど果肉は粘度が高いのに、食べれば舌ざわりがとろりとなめらかで、皮までやわらかく食べられる。
それをみそ漬けにしたこの商品は、しゃきしゃきとした歯ざわりと、まろやかで甘みのある米みその風味が食欲をそそる。あっさりとして食べやすい。保存料や合成着色料は不使用。ご飯にもお酒にも合う注目の品だ。ショップには黒皮かぼちゃを大きめに切ったまま漬け込んだ丸タイプとスライスを販売している。
まろやかな甘みがあり、舌ざわりはきめ細やか。果肉が粘質で煮くずれしないことから、日本料理の最高級素材として、京都の料亭などで使われているという。現在、生産農家は5軒ほどという希少性の高いものだ。
見た目は小さく、皮は黒く、実を割ると中は鮮やかな黄色をしている。煮ても煮くずれしないほど果肉は粘度が高いのに、食べれば舌ざわりがとろりとなめらかで、皮までやわらかく食べられる。
それをみそ漬けにしたこの商品は、しゃきしゃきとした歯ざわりと、まろやかで甘みのある米みその風味が食欲をそそる。あっさりとして食べやすい。保存料や合成着色料は不使用。ご飯にもお酒にも合う注目の品だ。ショップには黒皮かぼちゃを大きめに切ったまま漬け込んだ丸タイプとスライスを販売している。
