風土47
山口県の元気を発信!!
蒲鉾
新鮮なエソ(白身魚の一種)などをすり身にして板に塗り付け、直火であぶり焼きした「焼き抜き蒲鉾」は、山口県で生まれた独特な味。
魚の風味とシコシコした歯応えが魅力。
表面にちりめん状の皺があるのも特徴。
瓶詰めウニ
山口県では6〜8月に素潜り漁により漁獲されるウニは、そのままでもおいしく味わうことができますが、明治初期、響灘の六連島(むつれじま)で、ウニの小鉢に偶然焼酎をこぼし、それがおいしかったことから加工技術が開発され、オールシーズン楽しめるアルコール漬け瓶詰めウニの誕生に繋がりました。
萩焼
「一楽、二萩、三唐津」とうたわれ、最も優れた茶陶のひとつとされる萩焼。
その特徴は、ざんぐりとした柔らかな土味と、素地土(きじつち)の吸水性にあります。
このため、長年使い込むほどに茶の色が浸透して茶碗の色合いに変化の現れることを 「萩の七化(ななば)け」と呼称し、茶人の間では珍重されています。